時代や地域によって異なる(時に交わる)、素材や装飾などのディテールを眺めるだけでも、贅沢です。
「失われ行く道具の失われた物語を探る旅」。
文中にある、「1962年、療養中だった古今亭志ん生が寄席に復帰する日、玄関で奥さんが火打石をカチカチと打つ厄除けの「切り火」で送り出したニュース映画」。これまた、粋ですよ。
※道具のラビリンス(迷宮)は、2014年~15年にかけて、和光大学の学生によって、ほぼ週刊で刊行されていた zine(個人発行の小雑誌) Camel magazine に連載されたものです。
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道具のラビリンス(迷宮)書庫