TCアカデミーで講座を担当させて頂きました。
触れて、見る
触れて、観る
触れて、診る
色々な字を充てられる中で、今回は「触れてみる」。
「触れるを試みる」ことから、始めました。
ともすれば、「触れてもらう側」の変化に目を向けがちですが、「触れてみる側」の変化を観ておくこと、意外と大切です。
それを踏まえていく、初回でした。
そんな中、思惑とは別に、ご参加の皆さんのおかげで気づけたことが、一つ。
それは触れてみると、「応じる身体」とでも言えそうなものが、立ち現れてくること。
「応じる身体」っていうと、
外からの力に、応じる。返す、乗っかる、受け流す。
壊れれば、癒える。
暑ければ、冷える。
人の話が、聴ける。
景色に、心が動く。
例えばこんな応答が、丁度良く出来ているか。
触れることで、垣間見えそうです。
今後も、あくまで施術者の観点から「触れる」を試みるつもりですが、
ヒトの運動発達
暮らしの中の必然的な動き
踊り、祈りなどの文化的所作
などにもヒントを得ながら、歩を進めていきたいと思います。
壮大すぎてビビりますが、何だか面白そうじゃないですか。