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2023年 仕事納め

だるま堂、今年の仕事納め。

振り返ってみると、「交流」というコトが身に沁みる一年でした。

「こうりゅう」とも読める、この一語。

「まじわり、ながれる」と読んだ途端に生まれる有機性が、今年の実感に近いです。

近くからも遠くからも、私の所へ有形無形の出来事を運んでくださった皆さま、その交わりのおかげで、心躍る余韻が、今ここにあります。

誠にありがとうございました。

明日から五日程の休みの間、この余韻を味わうとともに、まとまり、紡がれてくるであろう、新たな流れを観てみたい。

そして来年は、辰年という巡りに沿って、思い切りよく乗って行ければと思います。

もう幾つか、楽しみなお誘いを頂いています。

その時、その場で、ふさわしく尽くせますように。

そして何より、皆さまにとって、よい一年となりますように。

触れることの出発点

手で相手に「触れた」途端、何かを「及ぼそう」としてしまうのは、どうしてだろう。

相手から自分の手が「触れてもらった」という現実、そこを心掛けやイメージではなく、出発点にしてみれば、色々分かりそうです。

たとえその相手が、自分より一見弱く、脆そうだとしても。言葉を話さぬ物だとしても。

兵庫県丹波市での「抱っことおんぶのお話」 ご報告

兵庫県丹波市主催の子育て支援講習会で、

「抱っことおんぶの基本」について

お話させてもらいました。

子育て中のお母さんや、支援者さんなど

10名の皆さんがご参加くださいました。

まず、「理に適った抱っこ」とは。

なぜここがポイントなのか、

ご自分の体で体験してもらいました。

土台となる人の立ち姿が変わるにつれて、

手の内に抱かれる子どもの様子も

変わっていきます。

次に、おんぶを体験。

支援者さんが「こうやってたわあ~♪」と

ひょいっとおんぶ。

「おんぶは初めて。やってみたい!」

と言うお母さんたちにも、

「そうそ、ここよ。」

と手を差し伸べてくださる

穏やかな時間が流れました。

おんぶされた子どもたちは、

アレっという不思議そうな表情や、

ウトウト眠そうな様子。

お母さんたちは、おんぶした瞬間から驚き、

興味津々で何度か練習されていました。

いろいろな抱っこ紐の体験でも、

基本の素手抱っこを思い出しながら装着。

実際に体験してみたことは、きっと

ご自身で選び取っていく力になると思います。

子どもの育ちを見守るということ。

無理のない抱っこやおんぶは、

その助けや気付きにつながっていくと、

改めて感じました。

進行では、担当の北野さんのフォローと笑顔に

救われました!

お母さんや支援者さんの温かさ、

窓の外の景色の広さと

会場の優しい色合いが

心に残っています。

皆さま、ありがとうございました。

またいつでも呼んでください。

個別レッスンも随時、承ります。

ご興味ある方は気軽にお問い合わせください。

中西 衣理 Instagram: @babywearing.kobe

秋の本棚

だるま堂の待合スペースが、娘達にとって、お客さんと交流させてもらう場になっています。

本棚には今、秋にお薦めの本が並んでいて。

手に取ってくださる方、感想をくださる方、気にかけてくださる方、皆さんいつもありがとうございます。

触れて、聞く 触れて、話す

触れて、聞く。
触れて、話す。

普段、何気なく触れる時でも、私達は「聞く」か「話す」か、どちらかをしています。
この、何気なくしている事の凄さを知り、分かって(分かれて)いくと、触れる質や響き方が変わります。

そんな事を気にしているうち、「話す(はなす)」が「放す(はなす)」と同音なのも、面白くなってきました。

おんぶで暮らす 2023.8 レポート

大阪・緑地公園のありたき小児科分院で、8/3(木)『おんぶで暮らす』を開催しました。

ここはドコ?なにするの?と、

初めちょっとビックリしている赤ちゃんに、

お母さんが笑いかけます。

しばらくすると、

「あれ、ココもまぁまぁかな…」という表情を見せてくれて、

うとうと眠り始めました。

おんぶをしてみたお母さん、

「わぁ~思ってたより軽い!」

「意外と高い位置。楽ですね!」

実際に体感すると、つかめるものがあります。

その感覚を思い出してもらうと、

家でおんぶする時も、

あれ、何か違うかも?

チョットこうしてみようかな?

と、ご自分で気付くことが出てきます。

発達もおんぶも、積み重ね。

積み重ねていくと、

お母さんもお子さまも一緒に、

新しい暮らしに出会えるんじゃないかな。

やっぱり、おんぶいいな、と思いました。

『おんぶで暮らす』

個別レッスンも随時、承ります。

ご興味ある方は、気軽にお問い合わせください。

Instagram: @babywearing.kobe

ありたき小児科分院ぶんぶんのイベント、

おもしろそうです♪ぜひ。

Instagram: @hatt_ryokuchi

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『ハッと驚く! 体の不思議』が始まりました

2023年7月、大阪・Hatt緑地公園内に、ありたき小児科分院が開院しました。
また、ありたき小児科分院 主催イベントの一つ『ハッと驚く! 体の不思議』を、だるま堂 中西が担当させて頂きます。

7/9(日)開催の初回は、大人4人と学生さん1人が、熱心に耳を傾けてくださいました。
お母さんと一緒に来た子ども達も、思い思いに過ごしてくれて、初っ端から良い空間が出来上がりました。

さてさて、ところで。
治療者は何を観て、体の「良し悪し」を言っているのでしょうか。
この日は、そんな問いから始まりました。

起きている出来事に、より丁度よく、応じられているか。
つまり「適応」という観方があると、体の不思議な働きも、いくらか整理整頓しやすくなりますね。
というお話と体験でした。

体についての情報は、世の中に溢れています。
ですが細かい情報をアレコレ集めても、疲れるわりに役立たないもの。
日頃、本当に役立つのは、体験に根ざしたシンプルな理解だったりします。

そういう意味では今回、参加者の皆さんが「?」「!」となる瞬間が、本当に生き生きしてて。
またお会いする時には、その後の暮らしの中での発見を、ぜひ聞いてみたいなぁと感じました。

『ハッと驚く! 体の不思議』は次回、8/6(日) 午後に開催予定。
他にも魅力的な講座が揃っています。

ありたき小児科分院サイト
https://bunbun-clinic.com/

『ハッと驚く! 体の不思議』申込サイト
https://coubic.com/bunbun88/882125#pageContent

Hatt緑地公園 Instagram
@hatt_ryokuchi

大阪 緑地公園で『おんぶで暮らす』が始まりました

2023年7月、大阪・Hatt緑地公園内に、ありたき小児科分院が開院しました。
また、ありたき小児科分院主催で、中西衣理による『おんぶで暮らすも始まっています。
7/6(木)開催の初回は、このような様子でした。

畳が広がる気持ちの良いお部屋で、
体をほぐしながらスタート。
皆さん、おんぶが初めてだと話されました。

お子さんをどんな風に背中に回すといいかな?
さっそく体験。

そぉ~っと背中に回していくお母さんに対し、
お子さんはワイルドに、お母さんの髪の毛に夢中。
おんぶされたお子さんの表情、仕草は、
イキイキと楽しそうでした。
お母さんも先生たちも、つられて思わずニッコリ。
抱っこの時とは、お子さんの興味や動き、そしてお母さん自身の立ち姿も変わります。

講座後の感想は、
「子どもの世界が広がると思えた」
「怖いと思っていたけど、大丈夫でした~」
「夫もやってみたいそうです」
などなど。

おんぶで暮らすと、どんな風に新しいことが起きるかな?
と、気になった方、ぜひ講座にいらしてください♪

『おんぶで暮らす』は次回、8/3(木) 午前に開催予定。
他にも魅力的な講座が揃っています。

ありたき小児科分院サイト
https://bunbun-clinic.com/

『おんぶで暮らす』申込サイト
https://coubic.com/bunbun88/655296#pageContent

Hatt緑地公園 Instagram
@hatt_ryokuchi

中西衣理