ご挨拶

こんにちは。だるま堂の中西 眞と申します。

唐突かもしれませんが、皆さま、「生まれてから死ぬまで、ただの一度も不調・不具合がない」人生を望みますか。

私は理学療法士として、脳血管障害、骨折・人工関節術後、スポーツ障害、肢体不自由児、肩痛・腰痛など、多くの方々のリハビリを経験しました。
このような経験をもとに、「生まれてから死ぬまで、ただの一度も不調・不具合がない」人生なんて、あり得ないのだと身に沁みました。

さりとて、人生は捨てたものではなく、不都合に直面して初めて、その人の「より良くなろうとする力」が湧いてくることもありますし、体に諭されて初めて、その人らしい生活が見出されることもあります。
そのように人生を全うする方々を見ていると、「一度も不調・不具合のない」人生より、「不調・不具合を糧とし、より良くなった」人生の方がむしろ、彩りや幸せに満ちているように感じます。

体は自ら整い続け、最期の一瞬まで生きようとし続ける。日々、皆さまの体に触れさせて頂くと、そのようにしか思えません。

さらにライフワークとして武術を稽古するようになり、体への信頼はますます強くなりました。

もし皆さまが不調・不具合に悩み、「整う体」を信じられなくなっているなら、どうか一度、お手伝いさせてください。
検査をもとに構造的・神経学的な特徴を読み取り、「より良くなる」方向性を見出し、それを施術で実現していきます。

人が生まれ、育ち、家族や仲間を育み、老いて、静かに最期を迎える。
誰もがたどる道程の、どのステージにおいても、

ご自身の力で「整う体」を見つけ、溌剌と日々を過ごすお手伝いをしたいと思います。
私が専門家として、お力になれることが必ずあります。

皆さまが、七転びしながらも起きあがり、それぞれの生を全うできますように。
そのような思いで、だるま堂を開きました。

2018年10月10日 だるま堂 中西 眞20190802078