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触れること と同調について

世に言う「同調圧力」って、分かりやすく外から圧が掛かるのではなく、内から無自覚に生じて、場合によっては自分を、ひいては他を蝕むように見えています。
それは内に生じるからこそ、防ぐのが難しいんだろう、と。

おそらく、同調自体に良し悪しは無くて、その質と方向性によっては「好ましい」施術として成り立ったりします。

だとすれば、同調自体を問題視するよりも、それは生じるものと認めて、同調の質や方向性について「覚めている」在りようが肝心じゃないか。と、思い至りました。これを身を以て学べているのは、本当にありがたいです。

私自身が「触れる」という文化から受けた恩恵って、例えばこんな事です。

体の節一つに触れて、全体に及ぶ影響を観る、とか。互いの関係性を熟知した人に触れてもらうと、どんな現象が起きるのか、など。そのチャンスがあったおかげで、今ここに居るのが面白い。

この文化が続くように願います。