大人10名・子ども6名での、ころびかた教室。
「主体的に転がる」
「環境に適応して転ぶ」
「いつでも転べる」
「転べるようになると転ばない」
という道のりを、経験して頂きました。
というより、皆さんの体の中に「すでにある」経験を、思い出してもらいました。
参加者からのご感想を紹介します(40歳代女性)
「初だるま園、普段しないことをたくさんして、普段動かさないところを動かしたような気がします。
昔、マット運動で前転なんて簡単だったのに、ごろんと転がることのなんと怖いことか。
まっすぐにいることがほとんどなので、体も固くて、転がるための丸さが体にないんだな、と思いました。
風船を抱いてゴロゴロしたとき、頭を打たないようにと体を丸めることで容易に起き上がることができるようになったのがすごい発見で、ゴロゴロするのが楽しくなりました。」
…ヒモトレや風船をきっかけに「できる」こともありますし、大人が子どもにつられて「できる」こともあります。もちろん、子どもが大人を真似て「できる」ことも、たくさん。人それぞれの、経験があります。
そして一人一人、「できた」経験から紡がれる言葉や思いが違うのも、当たり前のことだではありながら、あらためて豊かで面白く感じました。