月別アーカイブ: 2023年12月

2023年 仕事納め

だるま堂、今年の仕事納め。

振り返ってみると、「交流」というコトが身に沁みる一年でした。

「こうりゅう」とも読める、この一語。

「まじわり、ながれる」と読んだ途端に生まれる有機性が、今年の実感に近いです。

近くからも遠くからも、私の所へ有形無形の出来事を運んでくださった皆さま、その交わりのおかげで、心躍る余韻が、今ここにあります。

誠にありがとうございました。

明日から五日程の休みの間、この余韻を味わうとともに、まとまり、紡がれてくるであろう、新たな流れを観てみたい。

そして来年は、辰年という巡りに沿って、思い切りよく乗って行ければと思います。

もう幾つか、楽しみなお誘いを頂いています。

その時、その場で、ふさわしく尽くせますように。

そして何より、皆さまにとって、よい一年となりますように。

触れることの出発点

手で相手に「触れた」途端、何かを「及ぼそう」としてしまうのは、どうしてだろう。

相手から自分の手が「触れてもらった」という現実、そこを心掛けやイメージではなく、出発点にしてみれば、色々分かりそうです。

たとえその相手が、自分より一見弱く、脆そうだとしても。言葉を話さぬ物だとしても。

兵庫県丹波市での「抱っことおんぶのお話」 ご報告

兵庫県丹波市主催の子育て支援講習会で、

「抱っことおんぶの基本」について

お話させてもらいました。

子育て中のお母さんや、支援者さんなど

10名の皆さんがご参加くださいました。

まず、「理に適った抱っこ」とは。

なぜここがポイントなのか、

ご自分の体で体験してもらいました。

土台となる人の立ち姿が変わるにつれて、

手の内に抱かれる子どもの様子も

変わっていきます。

次に、おんぶを体験。

支援者さんが「こうやってたわあ~♪」と

ひょいっとおんぶ。

「おんぶは初めて。やってみたい!」

と言うお母さんたちにも、

「そうそ、ここよ。」

と手を差し伸べてくださる

穏やかな時間が流れました。

おんぶされた子どもたちは、

アレっという不思議そうな表情や、

ウトウト眠そうな様子。

お母さんたちは、おんぶした瞬間から驚き、

興味津々で何度か練習されていました。

いろいろな抱っこ紐の体験でも、

基本の素手抱っこを思い出しながら装着。

実際に体験してみたことは、きっと

ご自身で選び取っていく力になると思います。

子どもの育ちを見守るということ。

無理のない抱っこやおんぶは、

その助けや気付きにつながっていくと、

改めて感じました。

進行では、担当の北野さんのフォローと笑顔に

救われました!

お母さんや支援者さんの温かさ、

窓の外の景色の広さと

会場の優しい色合いが

心に残っています。

皆さま、ありがとうございました。

またいつでも呼んでください。

個別レッスンも随時、承ります。

ご興味ある方は気軽にお問い合わせください。

中西 衣理 Instagram: @babywearing.kobe