カテゴリー別アーカイブ: まるだっこ

まるだっこの会4月 ご案内

IMG_20190406_211803.jpg4月17日(水)10:30~12:00
4月24日(水)10:30~12:00

場所:整体だるま堂(JR神戸線住吉駅 歩5分)
参加費:3000円/1家族
定員:2組

「転んでも只では起きない」体をはぐくむ、まるだっこ。
たとえば、
道具を使う以前の、だっことおんぶのコツ
一枚の布や、昔ながらのへこおびを使った、だっことおんぶ
お手持ちのだっこ紐の調整、アドバイス
など、ご希望や現状に合わせて進めていきます。

だっことおんぶの経験を通じて、
ご自分の体の快不快
子どもへの愛おしさ
子どもの体のたくましさ
などが、立ち上がってきますよ。

担当:中西衣理(保健師、ベビーウェアリングコンシェルジュ)
お問い合わせ・ご予約は、
当院ホームページ内のお問い合わせフォーム
または、info★daruma7korobi8oki.com(←★を@に変えて)まで。

どうぞよろしくお願いいたします。

まるだっこの会3月 ご案内

3月13日(水) 10時30分~12時、13時30分~15時に開催します。(各コマ定員2家族)

「転んでも只では起きない」体をはぐくむ、まるだっこ。

たとえば、

道具を使う以前の、だっことおんぶのコツ
一枚の布や、昔ながらのへこおびを使った、だっことおんぶ
お手持ちのだっこ紐の調整、アドバイス

など、ご希望や現状に合わせて進めていきます。

担当:中西衣理(保健師、ベビーウェアリングコンシェルジュ)

だっことおんぶの経験を通じて、

ご自分の体の快不快
子どもへの愛おしさ
子どもの体のたくましさ

などが、立ち上がってきますよ。

親子はもちろん、保育・看護・介護に関わる方々、
災害時の救助への応用にご興味のある方にも
お越しいただいている講座です。

お問い合わせ・ご予約は、
「整体だるま堂 住吉」ホームページ内のお問い合わせフォーム
または、info★daruma7korobi8oki.com(←★を@に変えて)まで。

どうぞよろしくお願いいたします。dav

まるだっこの会2月 ご案内

「転んでも只では起きない」体をはぐくむ、まるだっこ。

たとえば、

道具を使う以前の、だっことおんぶのコツ
一枚の布や、昔ながらのへこおびを使った、だっことおんぶ
お手持ちのだっこ紐の調整、アドバイス

など、ご希望や現状に合わせて進めていきます。

担当:中西衣理(保健師、ベビーウェアリングコンシェルジュ)

だっことおんぶの経験を通じて、

ご自分の体の快不快
子どもへの愛おしさ
子どもの体のたくましさ

などが、立ち上がってきますよ。

親子はもちろん、保育・看護・介護に関わる方々、
災害時の救助への応用にご興味のある方にも
お越しいただいている講座です。

日時・参加費等は、添付の写真をご参照ください。

お問い合わせ・ご予約は、
「整体だるま堂 住吉」ホームページ内のお問い合わせフォーム
または、info★daruma7korobi8oki.com(←★を@に変えて)まで。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

「だるま園×アウトドア防災」ご報告

あんどうりすさんをお招きし、アウトドア防災講座を開きました。

りすさんは、24年前の阪神淡路大震災を尼崎市で被災されています。

その体験をもとに、アウトドアには「自分で自分の命を守る知恵が詰まっている」と感じて始め、その魅力にのめり込んでいったそうです。
また、出産・子育てを経て、自分の命を守るだけでは足りないことや、当時の防災・減災のアドバイスには、被災体験や実生活とかけ離れたものが多いことにも気づいたといいます。

このあたりの経緯や、アウトドアの知恵を防災・減災にどう役立てるかについては、『りすの四季だより 家族の笑顔を守る暮らしの知恵』(新建新聞社,2017)に詳しいです。P_20181129_165529_1

現在は東京にお住まいで、年間100回以上の講演をされる、りすさん。
今回、1月17日に神戸市内の企業と小学校でご講演なさるとのことで、前日に、だるま園へお招きできました。

全国で講演していると、
「神戸は一度大きな地震があったから、もう起こらないです」
「うちの地域は、小出しに地震がきているから、大きな地震はないと思います」
などの、不思議な(?)ご意見も聞くそうです。
(おっしゃるお気持ち、分からなくはないですね)

けれど実際には、地震だけを取り上げてみても、日本に200以上ある名前のついた活断層は、今後いつ大きく動いてもおかしくない、とのこと。
また日本は、過去の災害時、「被災者の我慢」を前提に乗り越えてきた(たとえば、避難所が設置されないまま体育館で生活するなど)ため、傾向として防災・減災の知恵の蓄積が少ないそうです。
(避難所運営について国際基準があること、僕は知りませんでした)P_20190116_140740.jpg

「アウトドア防災」についての、りすさんの怒涛のお話(めっちゃエネルギッシュ)は、実際に聴いていただくか、本を読んでいただくのが絶対におすすめです。
ご参加の皆さまの反応が大きかった話題をいくつかあげてみると、

・地震で揺れている最中は、動けないものと思え(揺れた時のポーズを決めていても、とれる可能性は低い)
・そのぶん、建物の耐震性、家具の固定、保険加入などは、日頃の備えが大切
・残念ながら、災害時の性犯罪被害は起こっている(被害者の服装は関係なし。高齢女性や男性が被害にあう例も)。
・災害時、トイレの水は流さない(水が流れても、配管が壊れていたら漏れるor溢れるだけ)
・「1時間100ミリの雨」の重大さを知る、子どもが避難できる水嵩を知っておく
・テントやダウンウェアの蓄熱の原理を知る(車中泊や、ダウンウェアを誤って使うと寒い)
・「バーベキューをしないキャンプ」で、星空を眺める時間をもつ。

これらの話題一つ一つに、具体的な学びがあるのですけれど、「対策をおぼえよう」とか「対応例に○×をつけよう」というわけでは、ありません。

むしろ、自然相手の状況判断に「○か×か」はないので、日頃から、ものごとの仕組みに遡って考えるくせや、自分のおかれた状況を知る習慣をつけておくのが大切です。

・布一枚での抱っことおんぶ
・古武術介護を応用した救助例
なども紹介していただきましたが、これらも、重心位置や、体にかかる力の配分などで、わかりやすく説明してくださりました。

防災・減災を、日常とかけ離れたことと捉えてしまうと、つい後回しにしてしまいます。
日頃の考え方や、体の経験として習慣づけておくと、いいかもしれませんね。
ご参加の皆さまも、それぞれの琴線に触れたことを、持ち帰ってくださったようです。
ありがとうございました。

整体とアウトドア、そして防災・減災。
一見、かけ離れてみえるかもしれませんが、
「いかなる状況にあっても、その人らしく生を全うする」
という意味で、僕は近しいものを感じています。

これからも折りに触れて、今回の復習会や実践を続けていこうと思います。
あんどうりすさんをお招きする機会もまた作りますので、ご関心が湧いた方は、ぜひ次回お越しください。

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だるま園×アウトドア防災 ご案内

「日常の中に、非日常のための備えを」
「いざという時、大切な人、大切な思いを守るために動けるか」
そのような試みを、皆さまと分かち合えればうれしいです。

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阪神・淡路大震災が起こったのは、1995年1月17日。
当時、神戸で被災した、あんどうりすさん。
その後、アウトドアの魅力に惹かれ、子育ても経験したことで、
アウトドアや日々の暮らしでの知恵を、防災として役立てられないか
模索されたそうです。

現在、書籍『りすの四季だより』(新建新聞社,2017)や
各地での講演活動を通じて、命と笑顔を守る知恵を
伝えていらっしゃいます。P_20181129_165529_1.jpg

防災については、
「やらなければ」
「でも億劫だし、何からすればよいのかわからない」
という声も聞きます。

けれど、被災時に必要な物・行動の〈仕組み〉を知れば、
特別な物・行動は必要最小限でよいことが分かります。
そして、りすさんの話を聞くと、
〈仕組み〉にかなった準備や行動を、普段から
「やってみよう」という気になります。

たとえば、発災後15分間の命を守る、最低限の5点セット。
そのラインナップは、子育て中のバッグの中身が、
下手な防災用品よりも、よほど子どもの生命維持に必要で、
かつ使いこなせるという気づきから、選ばれています。

また救助のために、古武術介護の技術や、布一枚でのおんぶの知恵が
役立つことも紹介されています。

今は東京にお住いの りすさんですが、1月17日の講演予定に合わせ、
神戸へお越しになります。
そこで前日16日に、だるま園としてお招きすることにしました。

テーマ:「命を守る知恵/仕組みからひもとく防災」
とき :2019年1月16日(水) 14:00~16:00(開場13:45)
ところ:東灘区民センター8階 会議室4
講師 :あんどう りすさん(アウトドア防災ガイド)
参加費:3,000円
定員 :20名

テーマ:「避難時使える へこおびおんぶ体験講座」
とき :2019年1月16日(水) 16:00~16:50
ところ:東灘区民センター8階 会議室4
講師 :中西 衣理(ベビーウェアリングコンシェルジュ、保健師)
参加費:2,000円
定員 :5名

【お申込み】
世話人・中西眞まで
整体だるま堂HP内のお問い合わせフォーム、または
メール:info★daruma7korobi8oki.com(★を@に)にて。
SNSでメッセージくださっても構いません。
(当方からの返信をもって、お申込み確定とさせて頂きます)

まるだっこの会 ご報告

11月8日の、まるだっこ。

お母さんと4か月のお子さん、
第三子を出産予定のお母さんと、2歳のお子さん
二組での開催でした。

実技では、素手での抱っことおんぶを確認。
そして、スリングでの抱っこと、ベビーラップでのおんぶを経験して頂きました。

お母さんお二人とも、「スリングいいなー」というご感想。
第三子を出産予定のお母さんは、これまでもラップやおんぶ紐を上手に使ってこられましたが、スリングの良さをあらためて感じられたそうです。
2歳のお子さんも、満足そうに抱かれていました。まるだっこ20181108

もう一人のお母さんは、おんぶそのものが初めて。
今どきは、ご自分が出産するまで、おんぶでの子育てを見る機会も少ないですよね。

そのような時、大切にお伝えしているのは、素手でのおんぶです。
ラップをかっこ良く使いこなしたい、という気持ちは、よーくわかります。
けれど、素手でのおんぶが充実していないと、「上手くできた時の感じ」が分からないまま、になりかねません。

今回も、素手のおんぶ→ベビーラップを使って人形でお試しおんぶ→ベビーラップでお子さんをおんぶ
と段階をふんで、丁寧に練習しました。P_20181108_114545

初めはドキドキされていたお母さんですが、慣れてくると力みが取れて楽しそう。
そして何より、お子さんが終始ニコニコ、うれしそうでした。

「ご自宅でも最初のうちは、担ぎ上げるところだけ、誰かに見てもらってください」というアドバイスをさせていただき、安全を期しました。
翌日、おんぶで家の周りを散歩してみて、楽しかったとご報告いただきました。

丁寧にお試しくださり、ありがとうございました。

まるだっこの会 11月・12月のご案内

P_20181102_101745_1「まぁるいだっこ」、まるだっこ。
「転んでも只では起きない」体をはぐくむ、だるまっこ。

たとえば、
道具を使う以前の、だっことおんぶのコツ
一枚の布や、昔ながらのへこおびを使った、だっことおんぶ
お手持ちのだっこ紐の調整、アドバイス
など、ご希望や現状に合わせて進めていきます。
担当:中西衣理(保健師、ベビーウェアリングコンシェルジュ)

だっことおんぶの経験を通じて、
ご自分の体の快不快
子どもへの愛おしさ
子どもの体のたくましさ
などが、立ち上がってきますよ。

親子はもちろん、保育・看護・介護に関わる方々、
災害時の救助への応用にご興味のある方にも
お越しいただいている講座です。

お問い合わせ・ご予約は、
「整体だるま堂 住吉」ホームページ内のお問い合わせフォーム
または、info★daruma7korobi8oki.com(←★を@に変えて)まで。
どうぞよろしくお願いします。P_20180908_094910

まるだっこの会 ご報告

10月14日(日)午後の、まるだっこの会。
お母さんと1歳0ヶ月のお子さん、一組にご参加いただきました。

お母さんからは、「おんぶがしたい」というご希望を伺いました。
おんぶには、親子で同じものを見られる(例えばおんぶしながらお料理していると、子どもが野菜の名前や包丁の扱いを勝手に覚えてしまうことも)、
子どもを寝かしつけながら家事ができる、などの良さがあります。

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今回は、「おんぶしようとすると子どもが嫌がってしまう」というお声から、さらし、おんぶひも、へこおびを一緒に練習。

日頃お使いだったさらしの素材が、途中から伸びる素材に切り替わっていたため、安全性やお子さんの安心感への影響について、お伝えしました。
おんぶひもでは、普段のおんぶの位置が下がってしまう原因を掴めたようで、すっきりされたお顔が印象的でした。
へこおびの応用範囲の広さや、その時々のお子さんの様子に合わせた微調整なども、すいすいと吸収されて、こちらが嬉しくなるほど。

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色々な発見、経験が楽しいご様子で、「子育てが楽しくて!」と話されていたお母さんの、笑顔が素敵でした。

「子育てが、正直言うと大変で…」という方も、「不器用なんだけど大丈夫かな」という方も、もちろん安心して、いらしてくださいね。

11月14日(水) 10時30分~12時は、おかげさまで満席となりました。
11月25日(日) 13時30分~15時、まだ空きがございます(二組)。まるだっこ201810-2

まるだっこの会 10月と11月のご案内

整体だるま堂にて、抱っことおんぶの講座「まるだっこの会」を、月2回開きます。

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講座といっても、定員2組ですから、各々のご希望と慣れ具合を、見取り・聞き取りしながら、レッスンやカウンセリングのように進めていきます。

出産後、お母さんは「自分の体との親密さ」を取り戻すのに、時間がかかります。

どう歩いたらよいのか、わからない。
体が、ちぐはぐな感じがする。
周りの要求に応えるばかりで、自分に自信を持てなくなった。

…このようなお声も耳にします。
そんな時、抱っこやおんぶで、親子の体が「まとまる」ことをきっかけに、自分の体が再び、親密に思えてきます。

また、適切な抱っことおんぶは、子どもの姿勢、呼吸、周りへの興味などにも、好ましい影響を与えるといいます。

お母さん以外のご家族も、コツをつかむと、「しなきゃならない」から「させてもらえる」抱っことおんぶに変わります。

私たちが元々持っていた、文化や工夫を思い出すと、日々の暮らしが心地よく、愛おしくなりますよ。

[お申込み]
eri.dakko1113★gmail.com(←★を@に変えて)または、整体だるま堂ホームページ内のお問い合わせフォームから。

下記の内容をお知らせください。
①参加希望日 ②代表者のお名前 ③ご連絡先 ④参加人数と、お子さんがいる場合は月齢

当方からの返信をもって、ご予約確定とさせていただきます。

[講師紹介]
中西 衣理(なかにし えり)
看護師・保健師
二児の子育て中、NPO法人だっことおんぶの研究所 ベビーウェアリングコンシェルジュ資格を取得。
現在、神戸・岡山を中心に、定期講座を開催しています。

[関連リンク]
NPO法人 だっことおんぶの研究所
http://www.babywearinglabo.com/

お薦めの一冊 『世界のだっことおんぶの絵本』

こんにちは。整体だるま堂の中西です。
本日、神戸は爽やかな秋晴れです。

さて、おかげさまで、今月から船出した「整体だるま堂」。
地域の「治癒、成長、学びの場」として、大切に育ててまいります。

僕たち家族にできることは本当にささやかですから、三つの事業を軸として、自分たちがよいと思うことを、地道にお伝えしていきます。

三つの軸とは、

・施術と武術(これは僕にとって分かちがたい「一つ」の軸)
・自然活動
・だっことおんぶ

です。

施術は、もちろん最も大切な柱です。この柱がしっかりする程、他の取り組みも豊かになると思っています。

自然活動は、「だるま園」にて。「園」と言っても、園舎はありません。月に一度、大人も子どもも一緒になって、自分たちのルーツである体や文化に、目を向けてみます。

そして、だっことおんぶ。こちらは主に、妻が担当します(近日中にご案内させて頂きます)。

近頃、小児科医や助産師、小学校の先生とお話する機会が多いのですが、こぞって懸念されているのが、子どもたちの姿勢、呼吸、運動経験の偏りについてです。
それらの偏りが、いつ・どこから始まっているのかは、個別性もあり、一概に言えない(言い過ぎると「呪い」にもなりうる)と思いますけれど。

だっこやおんぶが、赤ちゃんを「運ぶ」という目的にとどまらず、赤ちゃんの姿勢、呼吸、運動経験に豊かな恵みをもたらすことは、間違いないと思っています。

そのような、だっことおんぶの豊かさを知るのに、お薦めの一冊。
『世界のだっことおんぶの絵本』、メディカ出版、エメリー&ドゥルガー・バーナード文・絵、仁志田博司/園田正世監訳

文化の異なるさまざまな地域で、人々がどんなふうに赤ちゃんをだっこしているのか。
鮮やかな色合いの絵と、背景にある人々の暮らしを眺めるのも、楽しいです。ぜひ手に取ってみてください。

それでは、今日もよい一日を。