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自主練習会のこと

3月30日(土)、神戸にて徒手検査の自主練習会。
週末夜にもかかわらず、4名参加くださいました。

可動性検査、筋力検査を丁寧に。
参加者の志向が「検査手順をこなす」から「相手の反応を知ろうとする」に変わると、がぜん面白くなってきます。

今回は、参加者の自覚症状をふまえて、上記検査を組み合わせ、どの部位のどの運動方向が身体への負荷になりやすいか、評価を進めました。
評価が進むと、対象者が「そういえば普段、ちょうどこの動き、こんな体調の変化が気になっていたんです」と、自ら話し始めたりするのも印象的です。

このような話が出てくる時、対象者がそこに良くなる可能性(と、セラピストへの信頼)を感じ始めているように思えます。
そして対象者が可能性を感じれば、リハビリテーションの目標設定すら、変わってくるかもしれないな。と思いました。

「その人を知る」という抽象性の高い事柄に、(単純化しすぎず)具体性をもたせていく。
どこまでいっても、「これでよし」とはならないでしょうから、昨日より良くなるようにしていきたいですね。

5月25日(土)26日(日)のマニュアルメディスン講習会までに、あと数回、自主練習会を設けます。
練習会は募集をオープンにしませんので、関心のある方(医療従事者)は、個別で中西宛てにお問い合わせください。

高橋透先生「マニュアルメディスン講習会」ご案内

憶測や願望をできるだけ減らし、疑いようのない確実な変化を援ける。
療法という手立てで生きること(死ぬこと)に関わるのなら、そうありたいです。
そして、たとえささやかでも、疑いようのないことを知るためには、「触る」というある種、特権的な関わりを生かさない手はありません。

高橋透先生のマニュアルメディスン講習会、神戸での第2回は、5月23日(土)24日(日)です。

1. 日時
① 2019年5月25日(土) 13:30~16:30 (13:15受付開始)
② 2019年5月25日(土) 17:00~20:00 (16:45受付開始)
③ 2019年5月26日(日)  9:00~12:00  (8:45受付開始)
※1コマだけのご受講も可能ですが、内容に連続性・関係性があるので、できるだけ連続・継続してのご受講をお勧めいたします。
※2019年3月の第1回の講習内容について、自主練習会を行います。中西宛てにお問い合わせいただけば、詳細をご案内します(第1回参加者には当方からお知らせします)。第2回から初参加の場合、自主練習会に出ておかれると、導入が楽かと思います。

2. 会場:
日時①②について:御影ごきげんクリニック2階 リハビリテーション室
(阪急神戸線「御影」駅徒歩1分、〒658-0048 神戸市東灘区御影郡家2丁目16-10)
日時③について :神戸市立東灘区民センター9階 音楽室
(JR神戸線「住吉」駅徒歩3分、〒658-0052 神戸市東灘区住吉東町5丁目1-16)
3. 講習会費
1コマ受講:8,000円、 2コマ受講:15,000円、 3コマ受講:21,000円
4. 定員:10名
5. お申込方法:
世話人・中西眞(nmako3@gmail.com)宛てに、メールにて
(1) お名前、(2)参加希望日時、(3)職種と経験年数、(4)ご所属(任意)をお知らせください。

 

マニュアルメディスン講習会 ご報告

山形から高橋透先生をお迎えしてのマニュアルメディスン講習会、第1回を終えました。
二日間にわたり、のべ13名が参加。

鍼灸師・柔道整復師・理学療法士と、職種に違いはあれど、価値観を共有できる方ばかりだったのが、とてもありがたく。
幸先のよい出だしとなりました。

今回の講習会における価値観をキーワードで表すなら、
・恒常性
・体内の情報伝達
・テンセグリティ

「対象者の治癒や運動学習を援けるときに、対象者の心身はどのような状態であるのが好ましいか。」
言い換えれば、「恒常性が安定し、回復や学習にエネルギーを回せるだけの構造・情報伝達になっているか。」

そのような問いかけに真摯に答えようとすれば、おのずと目指す方向は共有できるように思います。

また、一見抽象度の高い問いかけに、具体的で明確な基準をもって答えようとするなら、
「当たり前の」検査(可動性、筋力、アライメント)の精度を上げる必要があります。
その精度を、前半、高橋透先生が示してくださいました。

後半では、検査結果の優先順位のつけ方や、アジャストテクニック、筋エネルギーテクニックなどの手技の一端も注ぎ込んでいただきました。

 

触れ方、診立て方は練習次第。
熱い参加者に恵まれたので、次に先生をお招きする2か月後までに、4~5回は自主練習会を設けることにします。

次回、2019年5月25日(土)・26日(日)に講習会を予定しています(詳細の告知は、またあらためて)。
参加を検討している方は、自主練習会から参加していただいて構いません。
自主練習会については、私宛てにご連絡くだされば、個別にご案内いたします。

高橋透先生、ご参加の皆さま、本当にありがとうございました。
これから長いお付き合いになりますが、どうぞよろしくお願いします!

カルテ整理の時間

おかげさまで、開業から4ヵ月。
お越しくださった患者さんの分だけ、カルテも増えてきたので、一旦すべての患者さんについて整理しました。
カルテを見ながら、「関わる目的、現状、今後の見通し」を(自分で自分に)喋ってみる、というものです。

この作業は、勤務か開業かに関わらず必要ですし、複数で働いている方が「検討会」は開きやすく、より客観性が担保されるのかもしれません。
けれど僕としては、開業し一人職場になってみて、この作業がずいぶん捗るようになりました。
こちらが一人だと、介在する条件が少ないぶん、トライアル&エラーを展開しやすいのかな、なんて想像しています。
あるいは、ただのわがままな気質によるものかもしれません。

トライアル&エラーを展開しやすくなったのは、マニュアル・メディスンの原理を学んでいる影響も大きいです。

筋骨格系、それに付随する血管、リンパ、神経という、多くの要素と相互の関係性を、それぞれ特殊な検査で捉えていくのは、とても大変です。
その点、マニュアル・メディスンでは、四肢長・アライメント評価、可動性検査、触診(組織の質感)、筋力検査などの、「ごく普通の」評価・検査が主です。
これだと、「頭の中が忙しくなりすぎず」、とてもありがたいのです。

さらに、それぞれの結果を相互補完的に解釈すると、一人の患者さんについて、結果・経過を計るための指標が見出しやすいです。
その指標と、患者さんの状態を、思い込みなく追っていくと、少なくとも見当外れのことはしなくて済みます(見当外れになっていれば気づけます)。
そんなわけでカルテには、必要なかぎりの検査結果と指標、自分のしたこと、を記載しています。

(謙遜でもなく)たいした事ができないので、このカルテ整理の時間は続けていきます。

高橋透先生「マニュアルメディスン講習会」ご案内

この度、高橋透先生(柔道整復師、城南治療室院長)をお招きし、講習会を開催いたします。

高橋先生はマニュアルメディスン(オステオパシー、アプライドキネシオロジー、カイロプラクティック等)に精通し、山形市にて保険外での治療室を二十年以上運営されています。東京でも定期的に講習会・施術をなさっており、分野を問わず多くの方々からの信頼が厚い治療家です。

特筆すべきは、「対症療法にとどまらず、かつ、対象者の自覚症状に近いところから検査・施術を進めていける」力量です。

マニュアルメディスンでは、全体性の把握に傾注するあまり、細部の検査の妥当性や、検査結果どうしの整合性、介入ポイントの優先順位が曖昧なまま、施術を進めてしまうおそれもあります。その点、高橋先生は「可動性検査、筋力検査、四肢長」など、誰の目にも(対象者や他医療職にとっても)明らかな検査にもとづき、介入ポイントの優先順位を立てて、過不足ない施術をされます。
そのような力量の前提となっている、触れ方・検査技術はもちろんのこと、臨床で活用しやすい、治癒率の高い施術についても、惜しみなく伝えてくださる予定です。

次回以降、奇数月に定期的にお招きする予定ですから、「確かな触れ方・検査技術のもと、優先順位を立てて施術を進めたい」という方々には、貴重な学びの機会になると存じます。ぜひこの機会を逃さず、お越しください。

1. 日時
① 2019年3月23日(土) 13:30~16:30 (13:15受付開始)
② 2019年3月23日(土) 17:00~20:00 (16:45受付開始)
③ 2019年3月24日(日)  9:00~12:00  (8:45受付開始)

※1コマだけのご受講も可能ですが、内容に連続性・関係性があるので、できるだけ連続・継続してのご受講をお勧めいたします。今回、①および③の冒頭に、一連の検査・施術をデモンストレーションとして見せていただきます。高橋先生の力量を体験したい方は、①または③にお越しのうえ、次回以降の継続受講をご検討ください。

2. 会場:

日時①②について:御影ごきげんクリニック2階 リハビリテーション室
(阪急神戸線「御影」駅徒歩1分、〒658-0048 神戸市東灘区御影郡家2丁目16-10)

日時③について :神戸市立東灘区民センター9階 音楽室
(JR神戸線「住吉」駅徒歩3分、〒658-0052 神戸市東灘区住吉東町5丁目1-16)

3. 講習会費
1コマ受講:8,000円、 2コマ受講:15,000円、 3コマ受講:21,000円

4. 定員:10名

5. お申込方法:
世話人・中西眞(nmako3@gmail.com)宛てに、メールにて
(1) お名前、(2)参加希望日時、(3)職種と経験年数、(4)ご所属(任意)をお知らせください。

講習会『「選ばれるセラピスト」の条件 ~徒手療法、運動療法の磨き方~』ご案内

この度、小西貴先生(理学療法士、医療法人快生会 本部事務局)をお招きし、2回シリーズの講習会を開催いたします。

※第1回は終了しました。様子はこちら→ https://daruma7korobi8oki.com/2019/01/27/

患者さん、利用者さんから「選ばれるセラピスト」であるために、何が必要か。この問いには、おそらく様々な答えがあり、セラピストごとに研鑽の方針をお持ちのことと思います。

なかでも今回は、対象者の身体に「適切に」触れ、身体にまつわる状況をより良くすることで「選ばれる」という、比較的シンプルな方針のもと、講習会を企画いたしました。

セラピストの立場からも、患者さん、利用者さんに喜んでいただけた体験は、
その後の学びを駆動するために最良のエネルギーになると思います。小西先生は、そのエネルギーを大切に、臨床の場で「選ばれるセラピスト」を数多く育ててこられた経験をお持ちです。

第2回は、小西先生が経験した難治例をふまえ、セラピストがどれほど緻密に情報を得る必要があるか、解決に向けてどのような行動の選択肢があるか(つまり、セラピストが自分をいかに「磨く」か)、検討する予定です。

主体的な学びの機会として、ぜひご参加ください。

1. 日時
2019年3月3日(日) 13時30分~17時30分(13時15分受付開始)

2. 会場
御影ごきげんクリニック リハビリテーション室
阪急神戸線「御影」駅 南東徒歩1分

3. 講習会費
4,000円

4. 定員
10名

5. お申込方法
世話人・中西眞(nmako3@gmail.com)宛てに、メールにて
お名前、職種と経験年数、ご所属(任意)をお知らせください。

6.小西 貴(こにし たかし)先生プロフィール

医療法人快生会 本部事務局 所属
(資格)理学療法士
入谷式足底板中級コース卒業

2005:沖縄県 北部地区医師会病院 リハビリテーション室入職
2007:東京都 永生クリニック   リハビリテーション科入職
2008:大阪府 社会福祉法人慶生会 リハビリテーション室入職
2013:沖縄県 北部地区医師会病院 リハビリテーション室入職
2015:医療法人快生会本部事務局入職

急性期、外来、訪問、自費など、多様な分野で臨床を経験。
医療法人快生会では、出向先で訪看ステーションの立ち上げ、デイサービス5事業所の運営、サービス品質の向上を中心に携わる。
また、現在は物販や産業ヘルスケアにも携わっている。

小西貴先生講習会『「選ばれるセラピスト」の条件』ご報告

小西貴先生(理学療法士、医療法人快生会本部事務局)をお招きし、講習会を開きました。

『「選ばれるセラピスト」の条件 ~徒手療法と運動療法の磨き方~』2回シリーズの第1回。

「目の前の相手にどれだけ応えられるか。」
これを自分に問い続けることで、自ずと臨床推論や手技が磨かれていく。
そんなサイクルを回し続けている小西先生から、療法はもちろん、「学び方」も学んでしまおうという試みです。

 

 

クライアントから信頼されるために、

・相手の”当たり前”(価値観)を十二分に把握して接すること
・関わる”目的”、”成果”、”期間”をしっかりと説明できること
・即時効果を出せること
・持続効果のために、あらゆる手段を検討し続ける姿勢をもつこと

という、すがすがしいほど明確な「条件」を示していただき、始まった講習会。

題材として、いくつかの徒手療法、運動療法を例示しながら進めていただきましたが、これらを題材に選んでくださった意図も、「クライアントをよりよく知る」という一点に集約されていて、ありがたかったです。

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個人的に印象に残ったこととしては(小西先生が伝えてくださった通りではないですが)、

・筋骨格系への評価・介入が的確にできると、「生活レベルの運動負荷が、その人の体にとって好ましいかどうか」推察しうる。
・それが推察できると、持続効果を期待する場合の、介入やアドバイスが適切になる(運動負荷をかける前に、代謝・栄養状態に関わる必要性が高いことも)。
・同じく筋骨格系への評価・介入が的確だと、「心的ストレス」「内臓体性反射」の影響も、推し量れる。問診の展開が好ましくなる。
・介入結果として、「検査上の変化なし」「検査上は変化するがパフォーマンスに変化なし」「パフォーマンスは変化するが自覚的変化なし」という情報が、次の展開へのヒントになる。
・そのためにも、介入刺激は適切であることが必要。

その人が「なぜ」そのようになっているのか?
知っていくための糸口を、たくさん頂きました。

さて、今回の講習会を皮切りに、近畿圏の仲間と、定期的・持続的に学ぶ場を設けていく予定です。

小西先生の『「選ばれるセラピスト」の条件 ~徒手療法と運動療法の磨き方~』第2回は、2019年3月3日(日)午後。

また、山形から高橋透先生をお招きし、マニュアルメディスン講習会を行います(以降、奇数月に継続予定)。
2019年3月23日(土)午後~夜、24日(日)午前です。

詳しくは、下記リンクにてご案内しています。

https://daruma7korobi8oki.com/category/お知らせ/

ともに研鑽できれば幸いです。