カテゴリー別アーカイブ: 施術のこと

「触れて、みる」第8回 ご案内

2ヶ月に一度、東京のTC Academyで担当している講座、「触れて、みる」。

知ってるつもりで、意外と知らない、自分の身体。

「触れる」ことを上手く活かせば、映し鏡のように、身体への理解が深まっていきます。

詳しいご案内・申し込みは、こちら

第8回は、以下のようなテーマで進めていきます。

「もっと肩の力を抜いて!」

初めてのことを習う時、あるいは緊張する場面で、
「肩の力を抜いて」と言われた経験、ありませんか。

さて、では肩の力って、どうすれば抜けるのでしょう。
肩を揺する、深呼吸する、集中、瞑想、リラックス、…?

もし、これらの方法でうまくいかないとしたら、
一旦、肩の構造と働きに立ち戻ってみると良さそうです。

今回の『触れて、みる』では、
生後4~6ヶ月頃の赤ちゃんの姿を見習います。

寝返りなどの動きが、どこから生まれるか。
その時、赤ちゃんは地面や外界に、どう触れているのか。

実際に動いて、触れてみることで、
自分なりの肩の構造・働きを知っていきましょう。
知れば知るほど、余分な力は自ずと薄れていきますよ。

「触れて、みる」第7回 ご案内

二ヶ月に一度、東京で担当している講習会です。詳細は下のリンクから。

http://tcacademy.jp/blog-entry-705.html

このところ、ティーポットや急須などの道具に興味が湧き、色々と触れ比べてみました。
茶を汲むという用途は同じ。
にもかかわらず、各々の道具の形状から、所作や身体性の違いが導かれる。
そして身体性が違えば、何をおいしく感じるか、何を美しく感じるかも、もちろん違ってきます。
「私」という人間は同じなのに、全く異なる味や美しさが感じられるのは、面白いですね。

さて、このように触れ比べていくうち、道具の形状にしっくり沿える時と、沿えない時があることも分かりました。
道具に沿えないでいると、残念ながら、ぱっとした経験が導かれません。

では、道具に沿うためのポイントは何か。
その一つは、【接点の余分な遊びを取る】ことです。
これは、施術で相手の身体に沿うためのポイントでもあります。
接点の余分な遊びを無くしてみると、自分の形や位置取りが、その時・その場にどの程度相応しいか、見やすくなってきます。

接点は、道具や相手との関係性を豊かにするための、第一歩。
そんな訳で、今回は【接点の余分な遊びを取る】ことから、講座を始めていくつもりです。

「触れて、みる」第5回 ご報告

テーマ:触れた面を、美しく

触れ合うことで、描き出される「面」。

接触面にシワが寄らないように動いてみると、
自分で起こした結果に、自分で驚くかも(!?)という内容でした。

また、面を丁寧に扱っていると、
「一旦出来た関係性を、雑にせず扱う」ことが、
習い性になるような気もします。

高橋透先生≪マニュアルメディスン≫講習会 第12回ご案内

主にオステオパシーの体系に沿っています。

身体構造に関わる検査・治療を重視しつつ、
さらに神経学的所見をふまえて、
<構造的安定性>と<体内の情報伝達の速やかさ>に着目します。

情報伝達や、環境との関係性の均衡がとれると、運動や生命活動、感性に、どれ程の変化が訪れるか。
その変化に立ち会えるのは、治療者の醍醐味でしょう。

また、ここは醍醐味である一方、治療者の思い込みが介在しやすい所。
だからこそ、検査を端折らない指導者から学べるのは、貴重です

講習会を基に、復習用の練習会も開いていますから、初めてのご参加でも大丈夫です。
是非ご一緒しましょう。

1. 日時
① 2021年3月20日(土)  9:00~12:00
② 2021年3月20日(土) 13:30~16:30
③ 2021年3月20日(土) 17:00~20:00
④ 2021年3月21日(日)  9:00~12:00

2. 会場
海運堂別館(〒658-0051 神戸市東灘区住吉本町2丁目11-5)
JR神戸線「住吉」駅から西へ、徒歩3分

3.定員
10名

4. 受講費
1コマ受講:10,000円、 2コマ受講:18,000円、 3コマ受講:24,000円、 4コマ受講:32,000円
(各回・各コマの内容に関連性があるので、できるだけ連続での受講をお勧めします)

5.お申込み
中西眞(nmako3@gmail.com)宛てに、氏名、職種と経験年数、参加希望コマをお知らせください。
ご質問ご要望も、まずは気軽にお問合せください。

「触れて、みる」第4回 ご報告

第4回のテーマは、「身の振れ幅に、触れてみる」。

私達は、と言いたいところですが、少なくとも私は、日頃、意識的に物事を捉えることに慣れています。

そうすると不思議なもので、身体についても、意識で捉えられる範囲しか、存在しないような気がしてきます。

これは明らかに間違いで、実際には、私が寝ても覚めても、身体は動き続けています。

また、その動きは野放図ではなく、ある種の幅やリズムを刻んでいます。

そういう現象が「ある」と知り、触れてみれば、物事の観え方が変わることも。

ただ、こういった微細な動きに触れる時には、動きを邪魔しないような工夫が必要です。

そのような工夫をしていると、触れてもらう側だけでなく、触れる側の身体にも「ちょうど良さ」が生じてくるから不思議ですね。

「触れて、みる」第4回 ご案内

TC Academyで、2ヶ月ごとに担当させて頂く、一般の方向け講習会です。

http://tcacademy.jp/blog-category-21.html

今回のテーマは、「身の振れ幅に触れる」。

私達は、と言いたいところですが、少なくとも私は、日頃、意識的に物事を捉えることに慣れています。 そうすると不思議なもので、身体についても、意識で捉えられる範囲しか、存在しないような気がしてきます。

これは明らかに間違いで、実際には、私が寝ても覚めても、身体は動き続けています。 また、その動きは野放図ではなく、ある種の幅やリズムを刻んでいます。

そういう現象が「ある」と知り、触れてみれば、物事の観え方が変わることも。 大きく言えば、健康観や生命観が変わり、身近なところでは、自分や身近な人の調子を、汲み取りやすくなってきます。 そして、それが「ある」と認められたら、前回触れたような、身を端から端まで動かすことの意味も、また少し深まるように思っています。

「触れて、みる」第3回 ご報告

第3回のテーマは「繋がりに、触れる」。

ここでの「繋がり」は一旦、自分の「構造なりの端から端まで」としました。触れてどうこうする以前に、自分の「構造なりの端から端まで」を知り、動いてみる。

そうすると、触れた相手に生じる結果が、驚くほど変わります。という事を、感覚受容器の特性という切り口で、お伝えしました。

感覚には、どうしたって慣れが混ざるので、当てになりません。それでも、生きて学ぶ上では、感覚が欠かせません。

とても悩ましいところですが、その折り合いをつけるためには、何を規範として感覚を養っていくのか、が大切になりそうです。

その規範はおそらく、身の構造、そして他者、という事になるのだと、考えています。

せっかく「相手に触れて、何か良い変化をもたらそう」と盛り上がっている時に、「まずは自分を問い直してみましょう」と言うのは、肩透かしのような、意地悪のような感じもしますが、試みる価値があります。

身体は迷いを嫌うので、迷いのある人が触れると、案外、簡単に壊れていく。反対に、(意識ではなく)身体に迷いのない人に触れてもらうと、自ずと丁度よくなる。

そういう切り口があると、世界がより面白く観えてくる。かもしれません。

「触れて、みる」第3回 ご案内

TC Academyで担当させて頂く講習会です。

http://tcacademy.jp/blog-category-21.html

限られた接点から、いかに広範囲の情報を、的確に受け取るか。 また、その接点を通じて、いかに全体へ作用を及ぼすか。

このような「繋がり」を、触れ方の上手な先生方は、当たり前に踏まえていらっしゃいます。 ただ残念ながら、当たり前のことって、なかなか言語化されません。 そこで、私みたいに不器用な者が学ぶためには、あれこれ工夫が必要です。

今回の講座では、その工夫の幾つかを紹介いたします。

「触れて、みる」第2回 ご報告

今回の『触れて、みる』では、関根秀樹先生監修の元、“看・見・視・観・診”の語源に立ち返ってみました。

その源から、 見ている「つもり」と「ちゃんと」見るの違い、 なぜ「触れる」が「観る」の糸口になるのか等、 実技を通じてご提案しました。

キーワードは、「足の向き」「筋膜」「固有感覚」「手根骨」「方向を素直に」等、目新しいものはありません。

それでも、自身を振り返り、日々の生活を楽しむヒントになるかと思います。

次回は、参加者の皆さんが少し難しそうにされていた(実際難しい)、「繋がりの有無を観る」を深める予定です。

「触れて、みる」第2回 ご案内

TC Academyで担当させて頂く講習会です。2020年10月25日(日)午前、タワーホール船堀(東京都江戸川区)にて。

http://tcacademy.jp/blog-entry-667.html

出来ること、
出来ないこと、
出来てしまうこと。

この中で、人の可能性を損なうものがあるとしたら…
皆さん、どれだと思われますか?
今回は、この問いを手がかりに「手の知性」を探り、更に磨きをかけてみます。

ひょっとしたら、「手の働き」への何気ない習慣や思い込みが、身体の全体性を損ない、私たちの可能性を妨げているかもしれません。
そんな事も、実際の動きを体認して頂きながら、お話し出来ればと考えています。