TC Academyで、2ヶ月ごとに担当させて頂く、一般の方向け講習会です。
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今回のテーマは、「身の振れ幅に触れる」。
私達は、と言いたいところですが、少なくとも私は、日頃、意識的に物事を捉えることに慣れています。 そうすると不思議なもので、身体についても、意識で捉えられる範囲しか、存在しないような気がしてきます。
これは明らかに間違いで、実際には、私が寝ても覚めても、身体は動き続けています。 また、その動きは野放図ではなく、ある種の幅やリズムを刻んでいます。
そういう現象が「ある」と知り、触れてみれば、物事の観え方が変わることも。 大きく言えば、健康観や生命観が変わり、身近なところでは、自分や身近な人の調子を、汲み取りやすくなってきます。 そして、それが「ある」と認められたら、前回触れたような、身を端から端まで動かすことの意味も、また少し深まるように思っています。